タイの曜日占いでは、生まれた曜日が大切にされています。寺院で見かける「曜日仏」もその文化の一つ。日曜日から土曜日まで、水曜日を昼と夜に分けた8区分に、それぞれ異なる姿の仏像が対応します。
自分の生まれた曜日の仏像を知ると、タイの寺院巡りがより身近になります。
なぜ8種類?水曜日は「昼」と「夜」に分かれる
水曜日が2つあるのは、タイの伝統的な占星術で「ラーフ」を含む8つの天体に曜日を対応させるためです。
タイの曜日別・仏像の姿一覧

日曜日|両手を体の前で重ねる立像
「パーン・タワーイネート(ปางถวายเนตร)」と呼ばれる姿。両手を体の前で重ね、静かに立っています。悟りを開いた後、菩提樹を見つめ続けた場面を表し、感謝に結び付けて説明されます。
月曜日|手のひらを前に向ける立像
画像は「パーン・ハームヤート(ปางห้ามญาติ)」。右手を上げ、手のひらを前に向ける姿で、釈迦が親族の争いを制止した場面に由来します。月曜日の仏像には、両手を上げた型もあります。
火曜日|右側を下にして横たわる仏像
「パーン・サイヤート(ปางไสยาสน์)」は、右手で頭を支え、体を横たえた姿です。日本では寝釈迦として親しまれる形で、横たわる姿が見分けるポイントです。
水曜日・昼|托鉢の鉢を抱える立像
「パーン・ウムバート(ปางอุ้มบาตร)」は、両手で托鉢の鉢を持って立つ姿。人々から食べ物の布施を受ける場面を表しています。
水曜日・夜|象と猿を伴う座像
「パーン・パーレーライ(ปางป่าเลไลยก์)」は、足を下ろして座る姿です。森で過ごす釈迦に象や猿が供養した物語に由来し、動物と一緒に表されるのが特徴です。
木曜日|両手を膝の上で重ねる瞑想の座像
「パーン・サマーティ(ปางสมาธิ)」は、足を組み、両手を膝の上で重ねる姿。静かに瞑想する釈迦を表しています。
金曜日|胸の前で両手を交差させる立像
「パーン・ラムプン(ปางรำพึง)」は、胸元で両手を交差させる姿。悟った教えを人々に説くことについて、釈迦が思いを巡らせた場面を表します。
土曜日|ナーガに守られる座像
「パーン・ナークプロック(ปางนาคปรก)」は、蛇神ナーガが頭上に覆いかぶさる座像です。瞑想する釈迦をナーガが風雨から守った物語に由来します。



コメント